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《学会発表報告》第70回日本消化器外科学会総会(藤田文彦)

平成27年7月15日(水)~17日(金)、アクトシティ浜松,オークラアクトシティホテル浜松,ホテルクラウンパレス浜松にて第70回日本消化器外科学会総会が開催されました。以下は、参加した藤田文彦先生からの報告です。



日時:平成27年7月16日(木)14:50 ~ 15:40
場所:第6会場(アクトシティ浜松 4階 43会議室)
セッション名:企画関連口演35 手術手技:腹腔鏡下横行結腸切除 2
演題名: O-35-6 脾弯曲部周囲結腸癌に対する腹腔鏡下結腸切除術

<全体の感想>
会場が分散していて、しかもプログラムの会場案内図がわかりにくいと思いました。
ホテルもジュビロ磐田の磐田だったので、ちょっと不便でした。(磐田には何もありません・・・)
また、駅前にある案内所の人やタクシーの運転手さんがあまり浜松の事を把握しておらず、あまり観光慣れしていない土地柄だという印象を持ちました。
しかし、学会運営はよく計画されており、素晴らしかったと思います。特に学会のところどころに音楽を盛り込んまれており、とても印象に残った学会だったと思います。
また、大腸のセッションがとても多く、聞きたいセッションが重なっていたのが残念でした。

<会場からの質問>
Q: 体腔内吻合について、SSIなどの合併症はないのか?
A: 小腸結腸吻合の症例で、小腸液がもれてきたため、術後発熱が続いた症例があった。そのため、小腸側はクランプするようにしている。

Q: 副左結腸動脈の処理が膵下縁でということだが、どのような症例でもそのようにしているのか?
A: 進行癌で腸管膜リンパ節に転移しているような症例であれば、もう少し根部まで郭清するようにしているが、危険性を伴うためそこまで追求しないでよいものは膵下縁で処理するようにしている。

Q: 郭清が2症例ともD2以下になっているが、それでいいのか?
A: 進行度、あるいは年齢・合併症に応じて郭清範囲は変更しているというのが現状。したがって、郭清の必要な症例であればD3郭清まで行っている。
Q: それでは、定型化はできていないということなのか?
A: 今回は脾彎曲部結腸癌に対する手術手順を発表した。できるだけ定型化できるように努力している。