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《学会報告》A-PHPBA 2019(夏田 孔史)

令和元年9月4日(水)~7日(土)、韓国ソウル、COEXにてA-PHPBA 2019が開催されました。以下は参加された夏田孔史先生からの報告です。


セッション名:Poster Presentation (Transplant)
演題名:Outcome of a tailored Rituximab-based desensitization protocol without local infusion therapy for ABO-incompatible adult living donor liver transplantation

<全体の感想>
韓国、ソウルで開催されたA-PHPBAに参加してまいりました。韓国留学でお世話になったSeoul National University Hospitalが主催でした。テレビで見るような反日感情は全然感じず、相変わらず皆さん親切でした。ただ予定よりも早く帰国することになったため皆さんとゆっくりお話しできなかったのが心残りでした。Opening ceremonyでは出席者全員に3D用のゴーグルが配られるというお金のかけようで、韓国の勢いを感じました。
 
<会場からの質問>
Q:RTxの投与は2-3週前とのことだが緊急症例については?
A:移植前に十分な期間を得られなかった症例に対しては脾摘やIVIGを付加して対応している。動注療法は行っていない。

Q:韓国のレジメンと帰国後の長崎でのレジメンを比べてRTxの投与量についてはどう感じるか?
A:日本の大半の施設は長崎と同じ375mg/BSAに対してSNUHでは300mg/BSAとやや少なめだが、免疫抑制は十分にできているように感じた。
(ただ不適合以外の全体的な免疫抑制は韓国の方が強い印象があり、恐らくレシピエントの術前状態やグラフト容量が韓国の方が条件がよいためと思います。単純な比較は難しいと思います)