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《学会報告》第74回 日本消化器外科学会総会(濵田 隆志)

令和元年7月17日(水)~19日(金)、東京都港区、グランドプリンスホテル新高輪にて第74回 日本消化器外科学会総会が開催されました。以下は参加された濵田隆志先生からの報告です。


ワークショップ
29.大腸癌原発でない転移性肝癌に対する肝切除の適応と治療成績

当科における大腸癌以外を原発とする転移性肝癌に対する肝切除の検討
-消化器原発vs非消化器原発-

(全体の感想)
私の出身地である鹿児島での開催から、一年経ったのだなあーと時の速さをしみじみ感じながら、大都会東京での日本消化器外科学会に参加しました。
今回、はじめてWSでの発表でしたが、琉球大学第一外科の教授に就任された高槻教授が座長であり、落ち着いて発表することができました。

発表した内容は、当科で行った非大腸癌肝転移での肝切除症例(13例)において、消化器原発と非消化器原発を比較し、消化器原発では化学療法を含めた集学的治療により、予後が良いというものでした。


Q.非消化器原発では非常に予後が悪く、切除する時期も再発から早いタイミングとなっているが、適応はどのようにしているのか?
A.化学療法を行えた3例は、腫瘍の縮小を確認し、切除とした。化学療法を行っていない残り3例は、再発から画像検索を行い、腫瘍の拡大、ほかに転移性病変が出現していないことを経時的に確認し、手術の方針とした。

Q.非消化器原発の手術決定はどのように行っているか。
A.当科のみ見解だけでなく、原発巣切除を行った科とも入念にdiscussionを行い、決定している。