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医学生対象のアニマルラボ教育を見学致しました(砂河 由理子)

2019年6月28日、大分大学医学部 消化器・小児外科学講座で行われている、医学生対象のアニマルラボ教育を見学させて頂きました。
大分大学医学部では、SOLINE(Surgical Operation Laboratory for INnovation and Education)という名でアニマルラボ専門の設備があり、そこでは、消化器・小児外科だけではなく、心臓血管外科、呼吸器外科など多くの科が利用しているとのことでした。
私が見学させて頂いた実習は、6年生のクリクラの一環で行われている実習でした。クリクラのタームごとに行われており、今年は3回施行され、その1回を見学させて頂きました。豚さん1頭に対し、医学生6人が交代で術者・助手・スコピストとなり、腹腔鏡下直腸切除術、腹腔鏡下胆嚢摘出術、腹腔鏡下胃切除術を指導のもと施行する実習でした。術前には獣医さんからの倫理講習を受け、その後実習となり、実習は、お昼休憩を含めて9時半から16時まで通しで行われていました。麻酔や外回り、手術指導に医師が総勢11人で、学生1人1人に対し、時間が許す限り指導を行っておりました。実際、満足度が高く、その評判から年々希望者は増えているとのことでした。
学生指導もさながら、外科医を一人前にするための、また、女性外科医の出産・育児後の復帰に対してのプログラムを見据えたシステム作りを目指してのものであるとのことでした。
当院で、全く同様の実習は困難と思われますが、そのコンセプトは重要なものであり、何らかの形で実現できたらなと感じました。
見学の機会を与えてくださりありがとうございました。


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