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《学会報告》第65回 国際外科学会日本支部総会(山口 峻)

令和元年6月22日(土)、東京都新宿区、京王プラザホテルにて第65回 国際外科学会日本支部総会が開催されました。以下は参加された山口峻先生からの報告です。


この度、2019年6月22日に東京の京王プラザにて開催された、第65回 国際外科学会日本支部総会にて、症例報告をさせて頂きました。
総会を通じて感じたのは、発表が終わるたびに拍手がある、英語でのプレゼンの内容についてちゃんと評価される等が通常の学会と異なっていて、若手にも質問や発表をしやすい状況でした。
題名は「A case of advanced gastric cancer with para-aortic lymph node metastasis treated with chemotherapy followed by conversion surgery」です。大動脈周囲に多発する転移を有する胃癌の方に対してconversion surgeryを行ったという報告です。Conversion surgeryは最近よく行われているが、手術のタイミングや適応する患者の基準は難しいといった内容です。
質問は以下の通りでした。
① リンパ節転移が消失した場合、手術のタイミングはどこが適切か?
→本例もリンパ節転移の縮小、大動脈周囲リンパ節転移が消失しておりましたが、化学療法の効果ありとみて、そのまま継続。途中、原発巣のみ増大を認めたため、化学療法の効果減弱とみてconversion surgeryを行った。
②フォローアップCTのタイミングは?
→通常3、4コースに1回化学療法効果判定目的で行うが、本例は5,6コースと少し長めだった。