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《学会報告》第56回九州外科学会(中村孝明)

令和元年5月17日(金)~18日(土)、鹿児島県鹿児島市、鹿児島市町村自治会館にて第56回九州外科学会が開催されました。以下は参加された学生の中村孝明さんからの報告です。


移植・消化器外科におけるクリクラ実習の一環として、第56回九州外科学会に参加させていただきました。学会への参加は今回が初めてで、分からないことも多く不安な気持ちもありましたが、先生方がサポートしてくださったおかげで非常に充実した2日間を過ごすことができました。
会場では九州内各病院の先生方がそれぞれの分野で新たな知見を展開されていて、多くの刺激がありました。
その中でも自分が特に印象に残ったのは「非反回反回神経」の症例報告です。大動脈の破格に伴い、反回神経の走行が典型的でない患者に対して甲状腺手術を行った症例です。術前検査にてこれを見つけることが出来ましたが、そうでなければ神経損傷のリスクが極めて高かったといえます。
このように、たとえ稀でも起こりうるような状況においては、知らないと適切に対処出来ずに患者さんを危険に晒してしまう可能性があります。そういった意味で、このような場に参加して様々な報告を聞くことは非常に有意義だと感じることができました。
症例報告の他にも、新しい治療法の試みや最先端の技術に関するものなど、興味深い報告が数多くありました。いずれも普段の病棟実習では知ることができないような内容ばかりで、とても良い刺激を受けることができました。

最後に、私達学生にこのような機会を与えてくださった移植・消化器外科の先生方に深くお礼申し上げます。本当にありがとうございました。