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《学会報告》ILLS 2019(夏田 孔史)

令和元年5月9日(木)~11日(土)、東京都新宿区、京王プラザホテルにてILLS 2019が開催されました。以下は参加された夏田孔史先生からの報告です。


セッション名:Oral Session 15
演題名:Pure-laparoscopic major liver resection in Nagasaki University

<全体の感想>
 ILLSに参加して参りました。パリでの第1回開催に続けて2回目でした。技術的には、ロボットを除いて目新しい変革はないように思いましたが、アジア諸国、特に中国・韓国の症例数がすさまじかったです(肝切を年間1000例とか)。日本は地理的な要因もありどうしても多くの地域・施設で症例を分けざるをえず、特にラパロの適応になるようなシンプルな葉切などはどんどん減っているように思います。そんな中でどうやって自分達の手技を定型化していけばよいのか、考えさせられる学会でした。明日からまた頑張りたいと思います。
 
<会場からの質問>
Q:Hangingのためのテーピングはいつも頭側からやっている?
A:足側からのトンネリングを原則としているが、今回は角度が合わずに頭側からサンプチューブを挿入した。(Gold Fingerが使えない状況ではむしろこちらの方が定型化しやすいのではとも思います)。

Q:長崎大学はHybridで有名だが、pure-lapとのすみ分けは?
A:系統切除のうち腫瘍が切離面や主要脈管に近接しているもの、切離面が二つになるものはpure-lapの適応外としてる。これらの症例やドナー手術はHybridの適応としている。