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《学会報告》ILLS 2019(日高 匡章)

令和元年5月9日(木)~11日(土)、東京都新宿区、京王プラザホテルにてILLS 2019が開催されました。以下は参加された日高匡章先生からの報告です。


第2回の国際肝臓内視鏡外科学会が東京で開催されました。
若林会長、田邊会長のもと、第1回のパリについで、2回目は日本での開催でした。

外国人が多く参加しており、盛り上がっていました。私と夏田で参加しました。
私は、腹腔鏡下S2亜区域切除の発表でした。
一般口演でしたが、8演題の最後で、好評でした。

質疑応答ですが、肝切離の際、糸をかけて行わないのか、また、胆汁漏はなかったか? →特に糸はかけてない、胆汁漏はなかったです。
何故外側区域切除を選ばないのか → 実質を残したいのと、S2グリソンの背側に腫瘍は存在しており、S3切除は必要なかったためです。
S2単独グリソン確保は、どれくらいの確率で可能なのか? → 少ない症例なので、まだデータがありません

などでした。

英語での発表でしたが、有意義なディスカッションが出来たと思っております。
ただ、中国や韓国の症例数が、桁違いでした。中国の施設では、肝切除が年間1500例、腹腔鏡やロボット手術も、かなりの症例数を経験していました。
今後10-20年、日本は経済だけでなく、医療も、中国に後れをとるような状況に陥りそうです。

日本では、術式に対する規制が厳しかったり、様々な制約があること、社会の目や報道により萎縮医療など、考えさせられることが多かった学会でした。



ILLS 2019Tokyo矢永先生、斎藤先生と
矢永先生、斎藤先生と

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