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《学会報告》第119回日本外科学会定期学術集会(夏田 孔史)

平成31年4月18日(木)~20日(土)、 大阪府大阪市大阪国際会議場・リーガロイヤルホテル大阪にて第119回日本外科学会定期学術集会が開催されました。以下は参加された夏田孔史先生からの報告です。


演題名:HIV/HCV 重複感染者の食道静脈瘤検出におけるAPRI・FIB4 の有用性

<全体の感想>
 グループメンバーの発表日が重なってしまった関係であまりゆっくり滞在できませんでしたが、高槻先生のお祝いもできて有意義でした。
 
<会場からの質問>
Q:今後DAAが標準治療となってくれば、HCV陽性者を肝臓専門医に紹介しないということもなくなるのでは?
A:今回の検討は元々重複感染者においてChild A症例の中に門亢症の著明な症例が少なからず含まれていたことが問題視されたことから端を発しているが、おっしゃる通りDAAが普及すればこのような状況は改善してくるかと思います。

Q:血小板単独では静脈瘤の予測因子とはなり得ない?
A:当科の検討ではChild A症例において血小板10万/μLとそれ未満では予後に有意に差があり、血小板単独でも予後予測因子となり得ると思われる。ただそこにALTなどの炎症のパラメータも加わることでより鋭敏なマーカーになり得ると考えている。用いているパラメータはごく一般的なもので算出にはさほど苦労はないと思います。