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《学会報告》第119回日本外科学会定期学術集会(丸屋 安広)

平成31年4月18日(木)~20日(土)、 大阪府大阪市大阪国際会議場・リーガロイヤルホテル大阪にて第119回日本外科学会定期学術集会が開催されました。以下は参加された丸屋安広先生からの報告です。


【発表演題】
「脾摘および術後血小板数は肝移植術後肝再生に影響するか」

【質問】
東大肝胆膵外科 赤松先生より
・今回の結果をふまえて、今後脾摘をする基準はどうする予定か?
→術前血小板5万以下の基準は変更する予定はない。特に血液型不適合症例などでは、術後の免疫抑制剤で血球減少が問題になる場合もあるため、術前血小板低い症例は脾摘の適応はあると考えている。

・脾臓肝臓の容積比と予後の関連が最近報告されているが、予後との関連はどうであったか?
→今回は脾臓肝臓の比率や予後との関連は調べておりません。

座長 獨協大学第二外科窪田先生より
・脾摘がある症例は側副血行路も発達しているが脾摘を行った後の門脈圧は測定しているか?
→エコーで確認をしてはいるが、門脈圧は測定していない。
発表後、日髙先生よりこの質問は脾摘後に側副血行路を結紮するかどうかまで答えるべきであったと指摘を受けました。上向きの側副血行路に多く血流を獲られる場合は、術中に毛札をしています。下向きの場合は術後にIVRなどでアプローチできるため、結紮しないこともあるということを答えるべきでした。