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《学会報告》第46回日本膵・膵島移植研究会(山下 万平)

平成31年3月8日(金)~3月9日(土)、 愛知県名古屋市のウインクあいちにて第46回日本膵・膵島移植研究会が開催されました。以下は参加された山下万平先生からの報告です。


アワードセッション 基礎
演題:大動物における膵島/ADSCシート皮下移植の検討

初めて参加する学会でしたが、膵移植の臨床経験や基礎研究を全体で共有して、より患者さんに還元できる医療にしていくことを強く感じた学会でした。重鎮の先生方からコメディカルの方を含め、多方面の実践や考え方を知ることができました。膵臓移植の早期血栓の合併症についてエコーやIVR、他科との連携など各施設の特徴や工夫も知ることができました。
私は2日目のアワードセッションで、糖尿病ブタに対する膵島/ADSCシートの皮下移植実験について発表しました。質問は、①免疫抑制を行っていないこと、グラフト周囲の免疫反応について。→ADSCシートの免疫寛容に期待していること、免疫反応について染色を行っていないため追加検討したい。②シート上の膵島がシート内に埋もれているように見える。→培養皿からシート状に回収する際にshrinkするため、そのように見える。③ブタの管理や血糖測定はどのような方法でしているのか、人数は何人でしているのか。→CGM装置を取り付けて行っている、管理や手術は2人前後で行っている。アワードの他の演題もADSCを使用した皮下移植についてのものがあり、その有効性や実用性について今後も注目したいと思いました。