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《学会報告》第80回日本臨床外科学会総会(哲翁 華子)

平成30年11月22日(木)~11月24日(土)、東京都港区のグランドプリンスホテル新高輪 国際館パミールにて第80回 日本臨床外科学会総会が開催されました。以下は参加された哲翁華子先生からの報告です。


11月23日、24日の二日間、日本臨床外科学会に参加しました。
発表は、腹壁・腹膜・後腹膜のセッションで、腹部腫瘤として発見された滑膜肉腫の一例について発表しました。滑膜肉腫自体も稀ではありますが、さらに後腹膜に発生し血管を巻き少し大きい文字込んでいる点で極めてまれな症例として、頻度や悪性度、治療法、フォローアップ法等を文献的考察を交えて発表しました。
質問は、症例の追加治療はどうしたか。→下腸 間膜動脈も合併切除しており、切除断端も陰性で完全切除できたと考えており、追加治療は行わず画像によるフォローアップをしている。
質問が少ないながら何とか無事に発表を終えることができました。何度も何度も御指導いただきました、下部グループの先生方に感謝しています。
他の発表も、特発性後腹膜血腫や後腹膜嚢胞、術後の異所性骨化症など稀な症例ばかりで、鑑別や対応など、とても興味深く勉強になりました。
また、発表以外はLegendに聴くというタイトルで、乳腺外科医の霞富士雄先生と移植外科医の藤堂省先生の講演を聞きました。いずれの先生も乳腺外科、また移植外科の先駆者で今の治療を確立された先生で、術式の歴史や今日の安全な治療に至るまでの多くの苦 労や試行錯誤を話しておられ、とても刺激になりました。
今回の学会も、大変有意義なものとなりました。