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《抄読会》濵田 隆志

A novel therapy strategy for bile duct repair using tissue engineering technique: PCL/PLGA bilayered scaffold with hMSCs.
雑誌:J Tissue Eng Regen Med
発行年:2017
PMID:25711909

自分のリサーチテーマである人工胆管に関連する論文として、読みました。

要旨
肝胆道系手術における合併症に対する治療法には、いまだに弱点がある。この研究の目的は、胆道疾患に対する新たな治療として、ヒト由来間葉系幹細胞(hMSC)を組み合わせ新たな二重層ポリマースキャホールド(足場)を用いた組織工学胆管を作製・評価することである。hMSCとのポリカプロラクトン(PCL)/ポリ(ラクチド - コ - グリコリド)(PLGA)スキャホールドの生体適合性をはじめに検討し、hMSC-PCL / PLGA構築物(MPPC)を製造した。次に、MPPCおよびblank(何もしていない)スキャホールドを18匹のブタに移植し、胆管修復に対するその有効性を評価した。In vitroでのPCL / PLGAは、hMSCの接着、増殖を促すことが確認された。すべての実験動物に胆管狭窄および胆汁うっ滞の徴候はなかった。6ヶ月で、MPPCは、blankと比較して、胆管損傷に対し優れた修復効果を示した。したがって、移植されたMPPCは、胆道を支持するだけでなく、胆汁の流れを可能にし、損傷した胆管の修復に直接的または間接的に良好な効果を及ぼした。


濵田先生 抄読①

濵田先生 抄読②