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《学会報告》第106回消化器内視鏡学会九州支部例会(小林 慎一朗)

平成30年11月9日(金)~11月10日(土)、鹿児島県鹿児島市のSHIROYAMA HOTEL kagoshimaにて第106回消化器内視鏡学会九州支部例会が開催されました。以下は参加された小林慎一朗先生からの報告です。


この度は、鹿児島で行われた、第106回 消化器内視鏡学会九州支部例会に参加いたしました。内科・外科も参加する学会であり、内科の勉強ができる貴重な機会ですので、炎症性腸疾患や希少症例などの発表を聞き、勉強しました。また、内科からは現在共同研究で進めている十二指腸LECSのブタ実験の発表もありました。周りの反応は非常によかったので、ニーズの高さを感じることができ、ひとまず安心いたしました。ただ、さらなる低侵襲性の追求が求められているので、その点に関しては、今後の検討課題と思われました。今回は、自身は九州から発信する消化管癌に対する内視鏡診断と治療というテーマに対して、胃GISTに関する治療成績の発表を行いました。この分野は進歩が速いため、今後も引き続き発信や情報交換を積極的に行っていきたい。

Q:術前にEUS-FNAで診断をつけているか。
A:局在、組織学的診断目的で行っている。ただ出血症例など余裕がない場合には、そのまま手術となることもある。FNA後の待機期間に関しては、十分な検討はないが、約1か月程度と思われる。潰瘍化していることもあり、術直前に内視鏡で再検することが望ましいと思います。

Q:大きい症例は開腹手術であるが、その際にはリンパ節郭清などまで行っているのか。
A:GISTにはリンパ節郭清効果はなくので、局所切除である。被膜を損傷しないようにした完全切除が基本であり、腹腔鏡と開腹手術で大きな切除範囲の差はない。