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《学会報告》第54回日本移植学会総会(山口 峻)

平成30年10月3日(水)~10月5日(金)、東京都港区のホテルオークラ東京にて第54回日本移植学会総会が開催されました。以下は参加された山口峻先生からの報告です。


(題名)
生体肝移植レシピエントにおいて免疫グロブリンG(IgG)が術後感染症、短期成績に与える影響

(全体の感想)
10月3日~5日まで開催された第54回日本移植学会に参加して、デジタルポスターセッションで発表させて頂きました。発表セッションは「移植免疫2」で発表者は計3名でしたが、活発な討論があってよかったです。3年ぶりの移植学会参加でありました。
他の方の発表を出来る限り聞いて知識をつけて帰らねばと思い、特に肝移植に関連した話は極力聞くように努めました。また、来年も発表しようと思いました。

(会場の質問と答え)
Q1:低値群と高値群でCMVは差が出たけれど、細菌感染は差が無かったのはなぜ?

A1;IgGがウイルス感染に主に影響し、細菌に関しては別のファクターの影響が強いからだと考えます。

Q2:IgGは、実際移植後どういう風に推移するのでしょうか?

A2:当科では2,4週目の測定ですが、論文で1か月毎に測定していたものがありました。そちらでは移植前よりも基本的に低値で推移しており、前の値までは通常戻る事は少ないとなっていました。

Q3:IgGはなぜ下がるのでしょうか?

A3:先ほどの論文から思うに、免疫抑制剤により低下を来すと思った方が良いと考えます。