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《学会報告》第25回日本門脈圧亢進症学会総会(夏田 孔史)

平成30年9月20日(木)~9月21日(金)、大阪府大阪市のグランキューブ大阪にて第25回日本門脈圧亢進症学会総会が開催されました。以下は参加された夏田孔史先生からの報告です。


セッション名:シンポジウム1「肝類洞の線維化と微小循環障害:門亢症の源流を探る」
演題名:HIV/HCV重複感染者における肝線維化マーカーとしてのmicroRNA測定とその意義

<全体の感想>
 日本門亢症学会に高槻先生の代理で発表して参りました。シンポジウムのセッション名もすごいですが、他の先生の発表や基調講演は門亢症の講義を聴いているようで大変勉強になりました。私の発表だけちょっと内容が違う感じでしたが、HIVとの重複感染は肝臓内科の先生にとってもあまり経験することがないもののようで、興味を持っていただけたようでした。
 
<会場からの質問>
Q:HCV単独感染では高齢になると線維化が急激に進行するケースをしばしば経験するが、重複においては患者が若いうちから線維化が進行する?
A:血液製剤による重複感染は感染の成立が早いため同じ年齢で比べれば重複の方が線維化が進行しているケースが多い。が、暴露期間の問題なのか、年齢そのものが線維化進行の因子となっているのかは検討しておりません。