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国立病院機構九州医療センター肝胆膵外科に留学中の原貴信先生より留学便りが届きました!

留学便り

2018年1月より国立病院機構九州医療センター・肝胆膵外科に勤務させていただいております平成19年卒の原貴信です。福岡出身の私にとってももち浜は「野球を見に来るところ」だったのですが、そんなところに住む日が来るとは考えてもみませんでした。通っていた小学校も近く、同級生が同じ病院に勤務していることもあり、懐かしい思いも感じつつ生活しています。
こちらでは肝胆膵外科のいわゆる高難度手術をはじめ、才津先生が確立されたマイクロ波凝固壊死療法(MCN)、腹腔鏡手術など多岐にわたる症例を経験させていただいております。MCNは肝細胞癌、転移性肝腫瘍に対する治療として国内随一の実績を誇っており、福岡県外からも多くの患者さんが治療に訪れています。最近は当院でも肝細胞癌の症例が減少してきている一方で胆膵症例が増加しており、手術適応やアプローチ方法、集学的治療などにつき内科や放射線科などを含めたmultidisciplinary team で議論を深めています。
土地柄、研修医にも人気の病院で一学年に約30人の研修医がいます。2学年で60人を超える大所帯です。当直帯など彼らと接する時間は多いのですが、働き方改革の波もあって私が初期研修を送ったころとは全く異なる研修体制となっており、時代の流れを感じずにはいられません。当院は救命救急センターとしてはまだまだ発展途上ですが、その中で彼らに様々なことを伝えられるように取り組んでいます。
これからのシーズン、学会発表の機会も増えてきます。9月からは少し体制も変わります。有難いことに才津先生には退職後もご指導いただいておりますし、高見先生、和田先生をはじめとした先輩方のご指導のもと、今後も日々研鑽を積んで参ります。