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《学会報告》第73回日本消化器外科学会(前原 洋順)

平成30年7月11日(水)~7月13日(金)、鹿児島県鹿児島市の城山ホテル鹿児島・かごしま県民に交流センターて第73回日本消化器外科学会が開催されました。以下は参加された学生の前原洋順さんからの報告です。


今回、移植消化器外科でのクリクラの実習で、第73回日本消化器外科学会に参加させて頂きましたので、ここにご報告致します。
日本消化器外科学会は日本の外科の中でも2番目に大きな学会ということもあり、会場に着いて、まずその規模の大きさに驚かされました。各ブースでは様々な演題について熱く議論がなされており、初めて感じる大きな規模の学会の雰囲気に圧倒されました。演題によっては専門的で難しいと感じる内容も多くありましたが、教科書では学ぶことの出来ない実際の臨床に基づいた研究、考察などに触れることが出来、大変良い学びとなりました。
外科には確立された術式、手技などがありますが、実際の手術を支えるのはそれだけではありません。各病院、先生方がそれぞれのtipsを考え、研究し、それらをディスカッションしている姿を見て、医師として、外科医として生きていくということは、常に最善を追い求め、学び続けるということなのだと実感しました。また、ある先生がtipsとstandardizationは異なるものである、と仰っていたのがとても印象に残りました。今は学生として、既に確立されたstandardを勉強していますが、医師となってからは(あるいは既に医学を学ぶ1人として)研究も1つの大切な仕事であり、確立された知識に留まらず、新しく、さらに優れたものを追い求めていくことが不可欠なのだと感じました。
普段手術室や病棟でお会いする時とは少し違う先生方の姿を見て、将来自分もこのように自分自身を磨き続けることの出来る医師になりたい、という新たな目標を得ることが出来ました。
今回の学会では英語のみでの発表・質疑応答もあり、世界に目を向けることの大切さを強く感じ、良い刺激を頂くことも出来ました。
このような大変貴重な学びの機会を頂きましたことに、江口教授をはじめ、移植消化器外科の皆様に心から感謝申し上げます。

20113091 前原 洋順