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《学会報告》第6回九州門脈圧亢進症研究会( 夏田 孔史)

平成30年5月19日(土)、福岡県福岡市の第一三共九州支店にて第6回九州門脈圧亢進症研究会が開催されました。以下は参加された夏田孔史先生からの報告です。


セッション名:一般演題
演題名:血液製剤によるHIV/HCV重複感染者においてAPRI/FIB4は食道静脈瘤モニタリングに有用である

<全体の感想>
 九州門亢症研究会に参加して参りました。諸事情によりほぼ自分の発表だけの参加となってしまい残念でした。
 発表内容は当科で行っている江口班の内容です。フロアの皆さんにも興味を持っていただけた様でした。

<会場からの質問>
Q:食道静脈瘤の治療適応や治療方法は?HIV陽性であることが何か影響するか?
A:食道静脈瘤の治療はそれぞれのフォロー先の施設にお任せしていますが、適応や治療法については通常の静脈瘤と同様です。

Q:門亢症が通常よりも先行する機序は?
A:病理学的には線維化が門脈周囲より始まることで典型的な肝硬変の像を呈する前に門亢症の症状が現れると言われており、線維化そのものもHCV単独感染と比べ速いと報告されている。原因としては薬剤、ウイルスの相互作用、脂質代謝異常などの多因子が関与していると言われている(江口先生より補足あり)。