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《学会報告》第2回十二指腸腫瘍の診断および低侵襲治療に関する研究会(小林 慎一朗)

平成30年5月12日(土)、東京都港区のグランドプリンスホテル新高輪にて第2回十二指腸腫瘍の診断および低侵襲治療に関する研究会が開催されました。以下は参加された小林慎一朗先生からの報告です。


第2回 十二指腸腫瘍の診断および低侵襲治療に関する研究会に参加して

今回、重点課題で取り組んでいる十二指腸腫瘍の術式開発に関連して、十二指腸腫瘍に関する現状を知るために参加した。多くの施設が参加している研究会であるが、十二指腸腫瘍に対する治療がふえているものの、まだ悪性度や安全な術式が開発されていない状況であることが確認された。特にSM癌の予後は悪いという報告と良いという報告が混在しており、全国規模での集積が必要な状況であった。15-20mm以下の病変に対するEMRは十分確立されてきている印象であったが、大きいものでは、ESDでの穿孔率も高く、満足の行く結果は得られていない状況である。また、病理学的にも胃型、腸型で悪性度がことなるため、術前内視鏡診断能の一層の向上と内視鏡分類の統一が望まれていた。