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《学会報告》第118回日本外科学会定期学術集会(大野 慎一郎)

平成30年4月5日(木)~4月7日(土)、東京都千代田区の東京国際フォーラムにて第118回日本外科学会定期学術集会が開催されました。以下は参加された大野慎一郎先生からの報告です。


発表日:2018年4月5-7日
SF-067-3 サージカルフォーラム (肝臓-移植-3・その他)
演題名:当科における脳死肝移植の検討

全体感想:外科学会ということで多くの参加者で熱気に包まれた学会であった。会場が大きく、移動が大変であったが拝聴出来る範囲内で動き回りました。当院クリクラ学生も5名参加していたが、皆、まじめに発表に耳を傾けていた様子をみると何かしらの収穫を得られたのではないかと思う。

質疑応答:
①ドナー側からの因子のみで成績を評価していたが、レシピエント側因子を絡めて評価はしていないのか?
      
 今回の検討では行っていないが、過去の論文ではレシピエント因子を絡めて成績の評価を行っているものがあるため今後、検討していく。

②ドナー肝の脂肪化30% over症例が2例あったが、脂肪化はどこまで許容するか>
    
 生体肝移植では30%をカットオフとしているが、マクロのsteatosisであれば術後早期に脂肪化が改善することが報告されており、レシピエントの状態を鑑み判断する。ただし、やはり目安は30%と考える。