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《学会報告》第118回日本外科学会定期学術集会(岡田 怜美)

平成30年4月5日(木)~4月7日(土)、東京都千代田区の東京国際フォーラムにて第118回日本外科学会定期学術集会が開催されました。以下は参加された岡田怜美先生からの報告です。


日時:平成30年4月7日(土)
会場: 東京国際フォーラム ホールE
セッション名:ポスターセッション 基礎-その他-2
演題名:内因性TCRおよびMHC発現の抑制により非自己T細胞の利用を可能にしたT細胞輸注療法の開発

<全体の感想>
 参加者も多く、会場も大きく、盛大な学会だったと感じました。今回は基礎研究のテーマで発表したので、同じ分野のセッションは少なかったのですが、それでも研究内容について興味をもってもらうことができ、いい機会になりました。今回は基礎セッションを中心に参加しましたが、研究の重要さ、面白さを改めて感じることができました。

<会場からの質問>
Q:データはメラノーマ癌細胞株に対するものであるが、他の癌種に対してはどうなのか。
A:本研究はメラノーマ細胞株を用いて行っています。固形癌に発現する抗原をターゲットにできれば、今後、他の固形癌に対しての治療効果の研究も行っていけると考えています。

Q:この輸注療法は実際に臨床応用されているのか。
A:自己の細胞を用いたTCR改変T細胞の輸注療法は実際に臨床試験が行われていますが、我々が研究しているドナーリンパ球を用いた方法は、臨床応用はまだできていません。今後この研究をもとに、より安全で効果的な輸注細胞の作製ができれば、将来的には臨床応用できると考えています。