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《学会報告》第118回日本外科学会定期学術集会(松本 亮)

平成30年4月5日(木)~4月7日(土)、東京都千代田区の東京国際フォーラムにて第118回日本外科学会定期学術集会が開催されました。以下は参加された松本亮先生からの報告です。


日時:平成30年4月7日(土)
会場: 東京国際フォーラム ホールE
セッション名:ポスターセッション 大腸-高齢者
演題名:地方国立大学病院における超高齢者大腸癌手術の検討
<全体の感想>
外科学会ということもあり、会場の規模が大きく、参加者も多く盛り上がりを感じました。テーマが高齢者であったため、自分の発表も含め手術後の合併症に着目した演題が多く、高齢者患者に対する周術期管理の大切さを改めて感じました。自分のセッション以外ではポスターセッションやサージカルセッションの基礎の発表を中心に聴講してまわり、とても勉強になりました。
<会場からの質問>
Q:超高齢者患者に対する腹腔鏡手術は妥当であるとのことだが、症例数が少なく、後方視的な検討であるため妥当性は言えないのではないか。
A:確かに後方視検討であるため、妥当性までは言えないのかもしれません。今後、前向きな検討も必要になると思います。
Q:腹腔鏡手術の検討で術後合併症の割合が、超高齢者と他の年齢層と同じ割合であったのは本当か。
A:Clavien-Dindo分類のgrade I-IVすべて含めた割合で検討しており、その結果は有意差がなかったが、Grade III以上のものに限れば有意差がでる可能性はあります。また、術後せん妄の割合も高齢になるにつれて割合は高くなっています。