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《学会報告》第54回日本腹部救急医学会総会(井上 悠介)

平成30年3月8日(木)~3月9日(金)、東京都新宿区の京王プラザホテルにて第54回日本腹部救急医学会総会が開催されました。以下は参加された井上悠介先生からの報告です。


セッション名:主題関連演題6 Complicated appendicitis
演題名:長崎大学病院における急性虫垂炎の現状と今後の対策

<感想>
毎年、腹部救急医学会には参加しているが、今年は腹部外科医が行う肺のエコーや心臓のエコーの発表がいくつかみられた。これまで私も行ってこなかった領域であるが、非侵襲的に行えるエコー検査は積極的に導入すべきだと思った。
私の発表は複雑性の虫垂炎についてもまとめであった。同セッションでは、interval appendectomyについての発表も多く、虫垂炎の治療も少しずつ変わっていっている印象を受けた。

<会場からの質問>
・単純性虫垂炎の開腹手術率が高いのはなぜか?
⇒約10年前からのdataであり、腹腔鏡が徐々に広まり始めた頃のものも含まれる。術式を、その時の術者の方針で行っていたことも影響していると思われる。現在は、ほとんどが腹腔鏡手術で行っている。