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《学会報告》九州食道疾患症例検討会(鄭 暁剛)

平成30年2月17日(土)、福岡県春日市の徳洲会病院にて九州食道疾患症例検討会が開催されました。以下は参加された学生の鄭暁剛さんからの報告です。


2月いっぱい第二外科の胃食道外科で実習しております、クリクラ学生の鄭暁剛です。福岡の徳洲会病院で開催された九州食道疾患症例検討会に行ってまいりましたので、報告いたします。私は今回発表はしていないのですが初めての体験でとても刺激を受けました。九州食道疾患症例検討会は治療方針に迷う疾患を持ち寄ってみんなで考える会です。つまり、百戦練磨の食道外科医も唸る疾患ばかりです。当然食道の実習を2週間回ったばかりの私には理解できないことも多かったですが、いくつか思ったことがあります。
まず、食道癌で周辺臓器に浸潤がある症例は結構厳しい。特に周辺臓器と瘻孔を作った場合は厳しい。だから自分が外科医になったとしてこのような症例は避けたいと考えてしまいますが、もし大学病院のある程度の立場になったらなんとか手を打つしかありません。そんな時に、自分の大学で相談できる専門家は限られていますが他大学に相談できる人がいるだけで心強いだろうと思います。だからこの症例検討会の意義はそういうところもあるんじゃないかなと。金高先生の受け売りですが食道外科をやってる先生にとってはホームなんだなと思いました。
また、会場を飛び交う意見が非常に鋭く、問題点をついていて聞いていてハッとさせられることが何度もありました。自分が主治医だったらどこまで想定できるだろうとか考えると、これからもっと勉強したいという気になりました。
他には、洗練された発表の数々を聞いていてそれが勉強になりました。スライドの色使い、話すスピード、声の大きさ。あともちろん聞き手が知りたい内容を言うということ。文献的考察を加えると締まりが出るなとか。当たり前ですが学生の症例発表会とは比べものにならないほどレベルが高く見て聞いてもっと吸収したいなと。
懇親会にも参加させてもらって、学生は私一人でしたがいろいろお話しできて、食道外科は大変(笑)、でもやりがいがあるよと教えていただきました。最後になりますが、未熟な私を快く連れて行ってくださった金高先生、小林先生、砂河先生ありがとうございました。