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胸腔鏡下食道切除のCadaver Trainingに参加しました(小林慎一朗)

胸腔鏡下食道切除のCadaver Training(岡山大学)に参加して

1/29に岡山大学で行われた、Cadaver Trainingに参加してきました。
がんセンター東病院の大幸宏幸先生と岡山大学の白川靖博先生を講師に胸腔鏡下食道切除のCadaver trainingを行いました。この講習会は厚労労働省事業「実践的な手術手技向上研修事業」の一環で行われおり、献体を用いた実践的なトレーニングです。Thiel法という特殊な固定法を用いて固定された献体で行い、体位は腹臥位胸腔鏡下に行いました。実際の質感に近く、剥離層が確認できるため、非常に高度な手術手技の習得するためには非常に有用と思われました。山陽地方の病院から約20名の食道外科医が集まり、解剖と手技の手順を一つ一つ理解しながら行いました。自分は左上縦隔のパートを担当させていただき、膜構造、臓器鞘などのコンセプトを理解しながら、左反回神経周囲のリンパ節をいかに摘出するかを教えてもらいました。この部位の郭清は非常に繊細な動きが求められ、手技の向上が難しいですが、今回の実習は非常にためになりました。
また、前日夜には大幸先生の局所解剖のセミナーも普段なかなか学ぶ機会の少ない膜構造をしっかり頭に入れることができ、より解剖実習の学習効果を高めることができました。