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《学会発表報告》第108回日本消化器病学会九州支部例会(日高匡章)

平成28年11月25日(金)・26日(土)、ホテル日航熊本にて第108回日本消化器病学会九州支部例会が開催されました。以下は参加した日高匡章先生からの報告です。



セッション:シンポジウム4 生活習慣病と肝疾患
演題名: HBV、HCV、非ウイルス性肝細胞癌における病理組織学的特徴-移植摘出肝を用いた検討-

全体の感想
今年4月に被災した熊本での消化器病学会九州支部例会だった。
学会場付近の熊本市内の様子は、地震の影響はなさそうであったが、ようやく復興しつつあるそうだ。熊本城は城壁が崩れており、まだ城の修復はされていなかった。
 学会場は、初日の研修医セッションもあり、盛り上がっていました。

ワークショップでの発表
 質問:NASHからの肝細胞癌は、多中心性発生のような発生が多い印象でしたが、今回の検討では、違った結果と思います。その原因は何かありますか?
 回答:今回の非ウイルス性の肝細胞癌の中には、NASHだけでなく、アルコール性肝硬変なども入っており、NASHが原因だけの症例に絞るのは難しいです。ただ、今後、検討していきたいと思います。
 質問:HCV症例に潜在している癌が多いという事は、DAAでウイルスが消えた後も、発がんする可能性があるということなのでしょうか。
 回答:確かに硬変肝では、特にHCV症例で小さな肝細胞癌が潜んでいるため、その可能性が高いと思います。