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《学会発表報告》TTS2016(夏田孔史)

26th International Congress of the transplantation Society (TTS)
Orals & Mini-Orals Session: Liver Technical Complications

Efficacy of acoustic radiation force impulse (ARFI) elastography for predicting post-transplant clinical outcomes in living donor liver transplantation

8/17から8/23に香港で開催されたTTSに参加して参りました。
香港訪問は初めてでしたが、学会場周辺のような整備されたビジネス街と、スラム街?がいい感じで入り混じった、非常に活気にあふれた街でした。
グラフト評価という視点からのエラストグラフィの有用性について報告して参りました。初めての国際学会oral、しかも日程上一人での学会発表となってしまいかなり緊張しましたが、質疑応答も何とか乗り切ることができました。ご指導していただいた皆様、どうもありがとうございました。

Q:ARFIのVs値と肝生検のStagingに相関が無いのはなぜか?
A:一つはサンプル数が少ないことと健常者を対象としていることもあると思われるが、ARFIは線維化の他にも炎症やうっ血、胆汁うっ滞などにも影響を受けると言われており、グラフト評価という点ではこれらの影響を受けることが良い方向に作用したのではないかと考えている。

Q:F2の症例をドナーとしているのはなぜか?
A:今回提示した結果はゼロ生検のもので術前生検ではないためドナー適応の判断材料とはしていない。