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カザフスタン外科学会に参加してきました(黒島直樹)

カザフスタン学会報告
4/21〜4/25まで学会発表のためカザフスタンに行ってきました。江口教授、同期の平山、私の三人で行ってきました。4/21の昼に長崎を出発し、福岡からの飛行機で韓国にて乗り換え、カザフスタンのAlmaty(人口150万人の都市)に着いたのは同日22時頃でした(時差は3時間なので、日本時間では午前1時くらいです)。以下、日付ごとに報告します。

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4/22(水)
日中は自由行動という事で、街の散策をしました。当科にはカザフスタンから留学生が来ているので、ここが彼らの故郷かぁと感慨深いものがありました。今回の学会には韓国、USA、イタリアなど、各国の教授が招待されており、この日の夕方からは、カザフスタンの肝胆膵外科医による歓迎会が開かれました。カザフスタンに来たのは初めてだったのですが、最初たくさんの料理が大皿に並べられていて、お腹いっぱい食べていたら、「これはまだ前菜だよ。」と言われました。その後のメインに出てきたカザフスタンの伝統料理は牛肉とワンタンを煮込んだようなもので大変美味しかったです。

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4/23(木)
朝9時から学会が始まりました。カザフスタンの人々はロシア語なので、現地の人の発表は英語の同時通訳をヘッドホンで聞きながらの学会でした。江口教授はチェアマンをしつつ、発表もあり、私と同期の平山も当科の研究について発表させていただきました。発表は英語で、会場ではロシア語での同時通訳をされていました。私は当科胆膵グループの膵島細胞の皮下移植について10分ほど発表させていただきました。会場からの質問はとくにありませんでした。夕方に学会1日目が終了となり、その後、市の中心部の大きなホールで学会全体のセレモニーパーティーとなりました。とても盛大なパーティーでした。カザフスタンでは3年前から肝移植が始まり、初めの立ち上げの際には当科から江口教授や当科移植チームが手術指導にカザフスタンに通っておりましたが、現在はカザフスタン国内の多数の施設で行われるまでに浸透しているとのことでした。前日の歓迎会同様に大量の美味しい食事がでてきて、その後、バンドが登場し、ダンスパーティーとなりました。老若男女が中央のスペースに集まり、お互いに言葉はうまく通じなくともダンスで楽しい時間を過ごしたのは貴重な思い出です。

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4/24(金)
学会最終日。この日は午前中で学会は終了し、午後は当科に来ている留学生の家族にお会いさせていただいたり、カザフスタンの名所を案内していただいたりしました。カザフスタンの気候は日本とさほど変わらなく、少し涼しいくらいでしたが、市内から車で30分ほど走るとまだ雪の残る美しい山々があり、そこまで現地の若手外科医たちと登りました。2時間ほどの散歩でしたが、お互いの国の医療、手術の内容、文化についてゆっくり話す機会となり有意義な時間でした。
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夜23時の飛行機で出国し、韓国を経由し、福岡に4/25(土)の午後3時に到着しました。
今回、海外での学会発表という貴重な機会を得、初めてカザフスタンという国に行くことができました。現地滞在は約3日間ですが、各国の学会発表を聞けたということと、学会以外の時間ではお互いの国の医療や文化について交流を深めることができたことが、大きな刺激になったように感じます。送り出していただけた医局と、現地の関係者すべてに感謝致します。
文責:黒島直樹