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《学会発表報告》第50回日本肝臓学会総会(日高匡章)

平成26年5月29日(木)・30日(金)、ホテルニューオータニにて第50回日本肝臓学会総会が行われました。以下は、参加した日高匡章先生からの報告です。



日時:平成26年5月29日(木)10:47~11:14
会場:第6会場(ホテルニューオータニ ガーデンタワー 宴会場階 翠鳳)
セッション名:セッション4 肝癌・臨床2
演題名:O-17 画像診断はどこまで肝細胞癌を検出できるか?
―移植摘出肝全肝検索からの検討―

<全体の感想>
今回、ニューオータニでの第50回記念大会であります。会場は、全体的に盛り上がっていますが、全体として、肝臓内科の先生方が多く、外科医が少ない印象でした。

<会場からの質問>
Q:高分化の小さな肝細胞癌は、何故検出できないのか?トランスポーターの問題か、画像の限界なのか?
A:当初の仮説では小さな肝細胞癌にはOATP発現が残っており、そのためEOB-MRIで検出できないことを予想していました。しかし、小さくてもOATP発現は低下していますので、現時点ではEOB-MRIの解像度の限界と思われます。さらに硬変肝なので、全体のEOB取込みが低下しており、コントラストがつきにくいと判断しています。

Q:移植の摘出肝臓なので、通常の肝硬変より進んだ肝硬変だから、検出が難しいのですよね?
A:背景肝の造影効果が低下していることは影響を与えていると思います。