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カザフスタン遠征記 2013/9/16~19(井上悠介)

9月16日から19日まで、シズガノフ国立外科科学センターと長崎大学の協力の元行っている、カザフスタンでの生体肝移植9例目に江口教授、高槻講師と共に参加させていただきました。

当初は15日に名古屋に宿泊し、16日の朝の便でセントレア空港を発つ予定でしたが、台風18号が東海地方を直撃するという惨事に見舞われ、急遽、予定変更を余儀なくされました。結果的に16日の朝、福岡空港を発ち、仁川経由(国際線乗り継ぎ時間65分という荒業でしたが)でカザフスタン最大の都市、アルマティに到着しました。

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レシピエントは、先天性胆道閉鎖に対して葛西の手術を行われ、その後肝硬変となった10代の女性、ドナーは40代の母でした。9例目ということもあり、現地スタッフとの連携も大分とれてきている印象でした。

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同日より、EASL(European Association for the Study of the Liver)の学会がカザフスタンで開催されており、手術をライブで中継しながら行うという、普段と違った緊張感のある手術でした。

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翌日は学会に参加しましたが、そこに3例目のレシピエントがドナーである妻と共に我々を訪れてくれました。とても元気そうなお姿を見て、我々も非常に嬉しい気持ちでいっぱいになりました。

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午後は病院で、術後患者の診察、症例に関するディスカッション、患者への説明などを行いました。

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同日夜に、学会のレセプションに参加し、各国の人と医療、文化、スポーツなど色々なお話をさせていただきました。カザフスタンの方々は非常に気さくな人が多く、日本と同じ「お・も・て・な・し」の文化が根付いている素晴らしい国でした。

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現地2泊、機内1泊というハードなスケジュールでしたが、「医師として、自分の職業をどのように生かしていくか」ということを深く考える契機となった非常に素晴らしい経験でした。