FC2ブログ

《学会発表報告》第23回九州内視鏡下外科手術研究会(濱田隆志)

平成25年8月24日(土)、鹿児島 城山観光ホテルにて第23回九州内視鏡下外科手術研究会が行われました。以下は、参加された濱田隆志先生からの報告です。


日時:平成25年8月24日(土)10:52~11:34
セッション名:胆道
演題名:59 単孔式腹腔鏡下胆嚢摘出術における工夫―マリオネット法を用いた2トロッカーSILC+1-

〈全体の感想〉
  自分の地元である鹿児島での開催でした。1週間ほど前、大規模な桜島の爆発があり、火山灰の影響も心配されましたが、全く問題ありませんでした。
 さて、今回の学会ですが、自分は去年研修医として発表しました。初めての学会で緊張していたことを覚えています。あの頃から1年経つのかと感慨深いものでした。1年も経つと内視鏡の器具などの知識もあり、少しは理解しやすく、大変勉強になりました。内視鏡は今後も外科手術の中心となっていくと思うので、これから毎年参加したいです。

〈会場からの質問〉
Q.胆嚢底部での癒着が強い場合には、ナイロンで釣り上げるのが難しいこともあると思うが、どうしているのか。SILCでは無理ではないか。
A.初めはどの症例もSILC+1で行うようにしている。しかし、カメラで覗いてみて、胆嚢底部の炎症が強ければ、ナイロンを追加または2重にして視野を確保する。それでも難しいのであれば、ポートを追加し、鉗子で持ち上げる。ポートを追加することは厭わない。安全性を第一にしている。

Q.マリオネットとは?他の手術でも行っているか?
A.糸で吊るした操り人形のことです。他の手術では、今のところ行っていないと思います。

Q.胆嚢底部を外側に牽引したりして頸部の視野を取ることも必要になることがあると思うが、その時にはどんな工夫をしているか?
A.(黒木先生より)ナイロン糸を追加して頸部を展開している。