28年度 サポートインダストリー 中間報告会に参加しました

28年10月24日、サポートインダストリー中間報告会に参加してまいりました。
会場は長野県茅野市の産業振興プラザです。
3つのプロジェクトのうちの一つの参加しておりますが、いずれのプロジェクトも進捗は順調との報告でした。
今後はより具体的な製品化に向けて進めてまいります。

《学会発表報告》第43回日本胆道閉鎖症研究会(新谷亮祐)

平成28年11月19日(土)、朱鷺メッセにて第43回日本胆道閉鎖症研究会が開催されました。以下は参加した新谷亮祐先生からの報告です。



セッション:主題1「まれな症例」
演題名:胎児画像診断にて嚢胞性病変として指摘された胆道閉鎖症の1例

〈発表概要〉
胆道閉鎖症(BA)は早期診断の求められる疾患である。また、肝下面に嚢胞性病変を認めたとき、一般には胆道拡張症(CBD)を疑う。今回我々は、胎生期より肝下面嚢胞性病変を指摘され、継時的縮小を認めたBA症例(Ⅲb1ν)を経験した。検索しうる限り、胎生期に肝下面嚢胞性病変を指摘され、出生後診断が胆道系疾患であった17例中、12例で嚢胞病変のサイズ変化の記載があった。内分けは6例で縮小もしくは不変、6例で増大であった。診断は、縮小もしくは不変であった6例は全例BA、増大した6例は全例CBDであった。このシステマティックレビューと併せ、肝下面嚢胞性病変が縮小傾向にある時、BAを疑うべきである、と報告した。
〈質疑〉
・嚢胞性病変として指摘しうるBAは、Ⅰcyst型か。
Ⅰcyst型のcystのサイズ変化を観察している可能性もある。一方で、病型に拘わらず、嚢胞を形成し、これが縮小することが、BAの胆道狭窄過程である可能性もある、と考える。システマティックレビューにおいても、BA6症例中、1症例は本症例と同様にⅢb1νである。

〈総括〉
肝下面嚢胞性病変が縮小傾向にある時、BAを鑑別すべきである、と喚起した
また、BAは、その成因や発症時期が正確には解明されておらず、本学会でも命題の1つであった。本症例は、胎生期から嚢胞性病変を認めた。この点においても、示唆に富む症例であったと考える。

医工連携会議を行いました!!

平成28年11月22日(火)、工学部で医工連携会議を行いました。長崎大学工学部の石松名誉教授と喜安教授のコーディネートのもと、当科江口教授ら医局員とミーティングを行いました。外科治療をより発展させるために、意見交換を行い色々なアイデアもでました。論文のための研究でなく、実用化、治療に結び付く研究を推進していきます。

文責:小林慎一朗

《学会発表報告》第108回日本消化器病学会九州支部例会(吉元智子)

平成28年11月25日(金)・26日(土)、ホテル日航熊本にて第108回日本消化器病学会九州支部例会が開催されました。以下は参加した吉元智子先生からの報告です。



一般演題 肝5 
演題名: 感染性肝嚢胞・多発性嚢胞腎に対する脳死肝腎移植の経験

学会の雰囲気:熊本はまだところどころ自身の爪痕が見られましたが、
とても活気のある街でした。
基本的に内科の学会でありシンポジウムなどの内容や、展示ブースともに内科中心でした。

質疑応答:
1.多発肝腎嚢胞の患者ではいつ同時移植を考慮したらよいか。
→腎不全で透析がある時点でQOL低下があると考え、腎移植を考慮していいと思われる。本症例は肝機能低下も認めたため肝も同時登録とした。
2.肝切除後、外側区域切除なのに肝機能低下を来したのはなぜか。
→切除した外側区域は腫大し、1kg以上あったので、volume不足が原因と考えている。

《学会発表報告》第108回日本消化器病学会九州支部例会(小林和真)

平成28年11月25日(金)・26日(土)、ホテル日航熊本にて第108回日本消化器病学会九州支部例会が開催されました。以下は参加した小林和真先生からの報告です。



日時:平成28年11月 26日(土)9:00~11:30
会場:5階第1会場 
セッション名:ワークショップ3 消化器癌の集学的治療
演題名: Boderline resectable 食道癌に対するDCF(DOC+CDDP+5-FU)療法の初期〜中期成績

<全体の感想>
 個人的なことになりますが、今回は10月下旬から、日本癌治療学会で2本、国際外科学会で1本、11月10日島根の大腸癌講演会と私としては学会ラッシュの期間になり、その最後を飾るのが、この学会でした。
 九州新幹線は初めて乗りましたが、いい乗り心地でした。熊本市内は、ブルーシートがかけられた屋根があり、復興もまだまだの感じでした。
 さて、私の発表は11月26日のワークショップ3 消化器癌の集学的治療の発表でした。朝、9時ということもあり、また、学会参加者とくらべ、会場がでかすぎるためか、空席が目立ちました。15題あり、前半7題が消化管で、5題が食道、2題が直腸癌・胃癌、残り8題が肝胆膵でありました。
 食道の4題はJCOGの臨床試験を背景におき、なかなかの力作でした。
 自分の発表自体は特に問題なく終了しました。

<会場からの質問>
Q:術前DCFで不応になった症例は、手術なのか、化学放射線療法なのか?
A: 化学療法レジメンが難しいとは思うが、definitive CRTを行ってもらってます。
Q:(座長の沖先生から)Dose intensityについての質問があり。
A: 1コース目でFNが起きても、2コース目での減量は基本的には行っていません。
(この場では触れなかったが)ジーラスタ使ってもFNが起こった場合には、予防的抗生剤投与を行う様にしています。